大切なお金を扱う仕事だからこそ、 お客様との距離感を大事にする。
総合職 融資課/融資課長/2012年入職
法学部 法学科 卒
すべての人にとっての、
パートナーでありたい。
融資課の仕事は、お客様から融資の相談を受けたり、こちらから融資のご提案をしたりすることから始まります。その後、審査のために稟議書類を作成し、晴れて審査結果が承認となった暁には、融資を実行することができます。また、融資後はしっかりとお客様の状況を把握し、フォローすることも重要な仕事のひとつ。融資の契約は長いものだと数十年にわたるものもあるため、長期にわたってお客様のパートナーとなり、夢を叶えるためのサポートやフォローしていくことが融資課の重要な役割といえます。
融資案件の多くは、主に融資課員や営業課員が担当しています。私の役割は融資課長として、全ての案件の進捗状況を把握しつつ、課員たちをサポートすること。融資のご提案やご相談をどう契約に結びつけるか、契約後はどうフォローしていくかを適宜アドバイスしています。また、稟議書の確認(検印作業)や融資案件をどのように取り扱うかの協議、窓口に来店されたお客様対応なども行なっています。
融資課で働く身としては、可能な限り多くのお客様の力になりたいと思うものの、現実はそう上手くいきません。中にはご相談いただいたにも関わらず融資をお断りしなければならないお客様もおり、その旨をお伝えする際はお客様のためだと思っていても毎回心苦しい思いをします。お客様からは困っているからこそご相談をいただいているので、だからこそ、お断りの理由をお伝えするだけでなく、次回どのように改善されたら融資のお取り扱いができるかまで、きちんとお伝えすることを心がけています。
Daily Schedule ある一日の流れ
出勤
課員と案件進捗の確認、本日の業務確認・指示
開店 お客様対応、融資稟議書の検印など
昼食
お客様対応、融資契約書類の検印など
閉店 課員からの案件相談
融資案件の協議
退勤
Episode
信頼してもらうことで、
成長を実感できる。
金融機関は業種業界を問わず、さまざまなお客様と接することができます。飲食や不動産といった仕事はもちろんのこと、アニメ制作会社や実験器具の開発会社など、それまで全く知らなかった業界のお客様のパートナーとして、ビジネスのお手伝いができることは、この仕事の面白いところだと思います。
中でも、自身が一番最初に融資したお客様のことは忘れられません。それは入職2年目のこと。当時は営業課員として活動しており、たまたま訪問した歯医者さんから建物を建替える費用の融資相談を受けました。とはいえ、初めての融資相談だったため、経験値の低さを行動量でカバーしようと考えました。そこで週に2回は訪問することを2ヶ月続けた結果、「K.Aさんにお願いします」と契約をいただけたときの嬉しさは今でも覚えています。
今では融資の経験もある程度積むことができ、管理職を任せていただいています。私が課員だった頃に感じたお客様に選ばれる喜びを、今の課員にも感じてもらえるよう、できるだけたくさんの経験を積んでほしいと思っています。そのために課員それぞれの業務量を調整し、働いていく中で成長していける環境を整備していくことが、今の私の目標です。
Day Off私の休日
夫婦で趣味を満喫する。
夫婦ともに釣りが好きなので、休日は船釣りやクルージングを楽しんでいます。海の上で何も考えずに、魚が釣れるのを待つ時間は頭がリフレッシュされるので、良い気分転換になりますよ。