営業課では自身が担当するエリアに訪問活動を行います。預金や融資をいただいているお客さまは、事前に情報を調べた上で訪問し、それぞれのニーズにあったご提案をしています。個人のお客さまには投資信託や個人ローン、法人のお客さまには事業運転資金や不動産購入のご融資など、提案内容はさまざまです。また、お客さま同士を繋ぐビジネスマッチングなど金融の枠を超えた支援を行うこともあり、求められる仕事や知識は広がっています。

自身がご提案した内容でお客さまを支援し、感謝の言葉をいただけた時はやりがいを感じます。私たちが扱う金融商品は他社と大きな差異はないため、いかにお客さまが求める内容を柔軟かつ迅速に提案できるかが重要です。新人時代、他金融機関と返済条件が合わず悩まれていたお客さまに、返済期間や金利などを希望に添った内容でご提案したところ、他金融機関から乗り換えていただけた上に大変喜んでいただけた経験があり、今も自信につながっています。

お客さまにご提案する際は、必ず競合が存在するところです。競合がいればそれだけ提案内容も試行錯誤しなければならず、そのためお客さまが求めることをきちんと把握しておく必要があります。だからこそ、お客さまとの会話を大切にして、決算書や事業内容といった情報の他に、訪問時に伺えることは聞くようにしています。こうした対話によってお客さまとの信頼関係を築き、よりよい提案ができるように努めています。

お客さまからご相談を受けた際は、どの金融機関よりも先に回答を出すことです。相談内容にもよりますが、融資の支援ができるか否かで今後のお客さまの事業の方針が決まることもあります。お客さまの不安を払拭するためにも、速く回答する責任がある。だからこそ、ご相談いただいたら、できる限り迅速に回答を出すという意識を持っています。こうした日々の心がけによって、少しずつお客さまから頼られる存在になれると考えています。