Talk Session同期職員座談会

職員一人ひとりの
成長が、
地域との
絆になっている。

2019年に入職した4人の同期たち。それぞれ、営業課、融資課、事務課に配属されて数年が経った今、改めて感じる仕事のことや会社のこと、働き方などについて自由に話し合ってもらいました。

O.M

総合職 融資課

S.K

総合職 営業課

H.M

総合職 営業課

Y.M

一般職 事務課

Session 01

本日はよろしくお願いします。
皆さんが、お会いになるのは
いつぶりですか?

H.M

3年ぶりくらいかな?

S.K

新人の頃に会って以来だから、それくらいかもね。コロナ禍になって、全員で集まる機会もすごく減ったから。

O.M

何だかみんな、大人になったね。先輩って感じが出てる!

Y.M

新人の頃は初々しさがあったよね。今は社会人っぽさがある(笑)。

H.M

所属課は私とS.Kさんが営業課で、O.Mくんが融資課。Y.Mさんは事務課だったよね?

Y.M

そうだよ。でも、お互いおおまかな職務内容は知っていても、具体的に何をやっているかって実はあまり知らないよね。

S.K

確かに。私とH.Mくんは営業課だから同じ。担当エリアの法人や個人のお客様を定期的に訪問して、融資のご提案をしているよ。あとは、既存のお客様のご相談を待つだけじゃなくて、新しいお客様のお役に立てるよう、新規顧客の開拓もしているね。

H.M

法人や個人事業主のお客様を支援することも重要な業務だよね。例えば製造業のお客様が原料を探している時に、その原料を扱う企業を紹介したり、困っているお客様に外部の提携機関を紹介したりすることもあるよ。

O.M

私は数年、営業課を経験してから融資課へ異動したから、二人の仕事内容はわかるな。融資課は融資全般に関わっていて、お客様からの融資のご相談に対応するところから、融資の諾否を検討する稟議書の作成、融資したお金の回収までを担当しているよ。

S.K

以前は営業課がお客様を訪問して、融資課が融資案件を取り扱う形で役割分担をしていたよね。今は営業課も融資案件の稟議書作成から実際に融資するまでを担当するけど、O.Mくんたち融資課は融資した後も含めて、すべてを管理するイメージかな?

O.M

その通り。融資後のご返済から完済までの管理も担当しているよ。また融資課員も営業課員に同行してお客様のもとへ行くことがあるから、以前ほど完全な分業ではなくなったと思うな。ところで事務課の仕事はどんな感じなの?

Y.M

事務課は、支店の窓口でお客様対応をするテラー業務と、窓口で受けた手続きや営業課員がお客様からお預かりした手続きのサポートをする後方事務が主な仕事。あと、融資課の事務関係についても手続きができるようにチャレンジして、仕事の幅を広げているところだよ。

H.M

お客様からのご相談って、どんなものがあるの?

Y.M

例えば、口座を新たに開設したいとか、いくつかある口座をまとめたいとか、資産運用をどうすれば良いかとか。解約の相談を受けることもあるし、もちろん住所や名義を変更したり、振込や税金を支払ったり、たくさんあるよ。

H.M

すごいね。こうして話を聞いてみると、みんなが何をやっているかって、具体的には知らなかったこともたくさんあるね。

Session 02

ありがとうございます。
それぞれの仕事について、
入職前に抱いていたイメージと、実際に働いてみた実感はいかがですか?

O.M

入職前は、様々な業種の中小企業の経営者に会って、経営について支援するイメージを持っていた。働いてみて、実際にその通りだったと思う。だけど、それは支店があるエリアによって変わるので、住宅街が多いエリアだとまた感じ方も変わっていたんじゃないかな。

H.M

その通りだと思う。実際、私の担当エリアでは、個人のお客様の方が多いからね。支店のある地域ごとに、個人法人を問わず多種多様なお客様と出会えるのは、信用金庫ならではの面白みだと働いていて感じる。しばしんの支店がたくさんある大田区では、ものづくりの会社が多くあるのは良い例かもしれない。

S.K

いろいろな業種のお客様を担当するのは大変でもあるけど、それ以上にその道のプロであるお客様から、経営や事業について詳しくお話を聞けることは面白いと私も思う。自分の知識が増えるし、今後同じ業種のお客様と出会った時にも活かせるしね。

O.M

お客様に興味を持って接することは当たり前のことだけど、働く上で一番大切なことかもしれないね。Face to Faceでお客様に寄り添うからこそ得られる学びがあるし、伝わることもある。お客様に教えてもらうことに興味を持って、真剣に向き合うという姿勢が、しばしんと地域の絆になるんじゃないかな。

Y.M

仕事のイメージの話に戻るね。金融機関はその日に扱ったお金を確認して、1円でも合わないと帰れないって聞いていたけど、実際に働いてみると1円でも合わないことは、信用を重んじる金融機関としては許されないことだと実感したよ。

H.M

1円でも合わないことは怖いね。

Y.M

そうなの。お金を扱う責任の重さは、働いてみて感じる。

S.K

聞いてはいたけど、やってみると本当だって思えることはあるよね。私も雨の日の外訪活動は大変だって聞いていたけど、いざやってみると本当に大変だった。書類を守るために、カバンに雨よけをかけたり、お客様の玄関先でレインコートを脱ぎ着したりするのは想像以上に時間がかかったな。

O.M

やっぱり実際に体験してみないとわからないことって、たくさんあるよね。とはいえ、知っているのと知らないのとでは大きく違うと思うから、この座談会を見てくれている学生の方には、こういうこともあるって事前に認識してもらえたら嬉しいな。

Session 03

働いてみないとわからないけれど、
知っていると想像できることは
ありそうです。
みなさんは、どんな時に
「仕事をしていて良かったな」と
思えますか?

Y.M

私は、お客様から感謝された時です。お客様の中には金融に詳しくない方もいらっしゃいます。だからこそ、窓口できちんと説明することが大切だと思っています。例えば、口座を開設する時に、最近は預金口座が犯罪に使われないように、お客様に確認する内容が増えているので、なぜ確認することが多いのかを、その背景とともに説明しています。「丁寧な説明をありがとう」とお言葉をいただけると嬉しいですね。

O.M

お客様ありきの仕事だから、自分の仕事が目の前で喜んでもらえるとやっていて良かったと思えるよね。私も融資をしたことで、お客様の夢が実現できた時は嬉しいと感じるな。最近も、あるお客様の創業をお手伝いさせていただいたけど、コロナの影響で何度か頓挫したんだ。それでも、何度もお客様と相談しながら、1年くらいかけて実際に融資することができたから、完成したお店を見た時は達成感があったよ。

H.M

創業に関わると、そのお客様への思い入れは強くなるよね。営業課も全く同じ。何度も通ったお客様に融資のご相談をいただいて、実際に融資することができた時にいただく「ありがとう」は本当に嬉しいよね。

S.K

私もお客様からいただく言葉には励まされるな。でも、一緒に働く上司や同僚からの「頑張っているね」という言葉も、同じくらいモチベーションになっていると感じるよ。自分がお客様の役に立てているかわからなくなった時に、きちんと頑張れているんだって実感できるから、「もっと頑張ろう」って思えるよ。

Y.M

確かに、一緒に働く人たちからの気遣いって、すごく嬉しい。事務課の仕事も窓口で複雑な手続きのご相談を受けているのを周りの人が察知すると、後方でその手続きのための準備を進めておいてくれたりするから、そういう連携があると素敵な環境で働いていると思えるよね。

Session 04

関わる人の数だけ、
やりがいがありそうです。
しばしんの働き方については
いかがでしょうか?

S.K

労働時間に対する意識は強いと思います。決められた時間に仕事をして、早く帰れる日は早く帰る。残業は必要な時だけという風土があるので、メリハリをつけて働けています。

H.M

上期(4~9月)と下期(10~3月)で、それぞれ3日ずつ付与される「ライフアップ休暇」を、必ず取得できるのは働いていて魅力的なところかな。プライベートの時間は、かなり確保できていると感じるね。

O.M

そうだね。実際に有給休暇が取得しやすい職場環境なのは、間違いないと思う。

S.K

それと毎月、第二第三水曜日が「早帰りデー」になっていて、17時に全員退社する制度があるのも、ワーク・ライフ・バランスを大切にするしばしんならではの取り組みだよね。

Y.M

産休育休の取りやすい環境なのも私としては嬉しいな。該当する女性の職員はみんな取得して復帰しているし、復帰後も時短勤務をしているから、それが当たり前っていう雰囲気があるね。

H.M

最近だと、男性職員で育休を長期で取得する人が続いているよね。これからは、男性職員も育休をどんどん取得していくんだろうなって感じたよ。

O.M

いずれは結婚して、子どもが生まれることを考えたら、男性職員も育休を取得するという風土があるのは嬉しいよね。

S.K

何だか良いことばっかり言っている気がするね(笑)。逆に、改善してほしいところとか、ないかな?

Y.M

確かにね(笑)。私はDXを進めてほしいな。紙での業務や印鑑の文化がまだまだ残っているけれど、その分ペーパーレス化することで、業務の効率はかなり良くなると思う。

O.M

そう思う。

H.M

やっぱりみんな思うよね。時々、お客様からも申込書や伝票をはじめ、紙が多いって言われることがあるな。その一方で、営業課端末のスマートフォン導入やタブレットなどのWEB機能を活用する会議・打ち合わせが定着してきているよね。

O.M

やっぱりみんな思うよね。時々、お客様からも申込書や伝票をはじめ、紙が多いって言われることがあるな。その一方で、営業課端末のスマートフォン導入やタブレットなどのWEB機能を活用する会議・打ち合わせが定着してきているよね。

H.M

これからもDXは進んでいくと思うな。とはいえ、地域に寄り添う信用金庫としてお客様のことを考えると、デジタルに慣れていない人もいるだろうし、慎重に対応していくことが必要だね。

Session 05

最後に、
それぞれの職種において
「こういう人が向いている」
「こんな資質があった方が良い」
といったことがあれば、
教えてください。

H.M

私は「人と話すことが好きな人」は営業課の仕事に向いていると思います。老若男女問わず、いろいろな業種の人に会うので、誰かとコミュニケーションを取ることが好きだったり、苦にならなかったりする人は向いているはずです。

S.K

あとは「お客様に寄り添う姿勢」も大切だと思うな。支店にはそれぞれ目標が設定されていて、その目標を達成することはもちろん重要だけど、目の前の数字だけではなく、本当にお客様本位のご提案をしているのかを考えて仕事をしていかないとね。

H.M

確かに。お客様の声に耳を傾けて、良いご提案を心がけること。そして、その実現のために自身も成長したいと思えるかどうかは大事だね。

S.K

私自身、思うように結果が出せず悩んでいた時に、上司から「お客様や地域、社会のためにという姿勢で働いていれば、結果は後からついてくる」って言ってもらえて、その言葉は本当だと、最近になって感じているよ。

Y.M

事務課の仕事に限らずだけど、社会人として「相手への気遣いができる」ことは重要だと思うな。お客様はもちろん、仕事は誰かと助け合って進めていくこともたくさんあるからね。だから、一緒に働く人に対しても気遣いができることが、必要な要素だと思うよ。

O.M

社会人、特に新人としては「素直さ」も大切だよね。「わからない」ことをそのままにせずに「わからない」ときちんと言えないと、成長する機会を失ってしまうと思うから。あとはお客様と接する中で知識を吸収しようとする姿勢も大切。融資課は様々な業種のお客様と接するけれど、全てのお客様の仕事を最初から理解することはできないし、積極的にお客様のことを理解しようとすることで、お客様との信頼関係も深まって、結果として仕事が上手く進むと思う。

S.K

入職して数年経つと、みんないろいろな経験をしているんだね。

Y.M

こうして話してみると、みんなが成長しているのも実感した。

H.M

支店の中では、後輩も増えてきて、私たちも教える立場としてまだまだ勉強しないといけないことはたくさんあるね。これからも頑張ろうって思えたよ。

O.M

私たちの座談会が学生の皆さんの参考になれば幸いです。ありがとうございました!

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